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裏面の健康うら話 第30話

「薬の質問だけは..」~~医療相談に際して

(2017年5月作成)

診察室で患者さんから私の専門(脳神経外科)以外の質問をしばしばお受けすることがあります。かかりつけ医として、当院でも検査や処方など可能な範囲内で対応しますが、他の専門医療機関を受診したほうが良い場合は紹介するなどいたします。どうぞ、遠慮せずにお尋ねください。

しかしながら、一部にお答えしづらい質問があります。他の医療機関で診断や治療について質問したけれど説明がよく分からなかった、疑問があったけど尋ねられなかった、などの相談です。

一般的な事柄ならば、ある程度までは答えられます。ですが、個別に具体的なところまではどうしてもお答えできません。こちらが専門外であったり、全ての判断材料(検査結果や経緯など)を持ち合わせていないためです。

中でも多いのは、処方されたお薬に関することです。これもまた、一般的なことまでは答えられますが、具体的なところまではお答えできません(相談の内容は、飲み続けたほうが良いのか?または中止しても良いのか?という質問がほとんどです)。

十分お答えできないわけは、先ほど書いたことに加えて以下のような理由もあります。薬には色々な効果があり、処方した医師がどの効果を目的に(あるいはどの効果を期待して)その薬を処方したのかが分からないと判断できないからです。

たとえば解熱剤です。多くのものは鎮痛作用もあります。解熱目的で処方したのか、それとも痛みに対して使っているのか、それが分からないと判断できないのです。また高血圧の薬には血圧を下げる主作用以外に、腎臓を保護する効果やその他の作用を兼ね備えたものが多くあります。処方した医師がどういう意図でその薬を選んだのか分からないことには判断できないのです。

ですから、そういう場合は、遠慮したりせずにもう一度その医師に尋ねましょう。世の中には遠慮したほうが良い場合と、そうでない場合がありますが、この件に関しては遠慮しない方が良いでしょう。むしろ、根掘り葉掘り訊くぐらいの気持ちでいるほうがよいかも知れません。

尋ねづらいとは思いますが、一度(勇気をだして?)その医師に質問してみてください。ちゃんと答えてくれるはずです。それでもダメでしたら、その時はこちらにお尋ねください。(本音を少しだけ言いますと、自分で処方した薬に関して他の医師に相談されると少し寂しいものです。遠慮がちに書きましたけど、一番おつたえしたかったのはこのとこです。)

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●蛇足:
・おしゃべりなヤツほど,
自分のことは棚に上げて,
他人のことを「おしゃべり」と言う。
~~ある人

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松山 眞千

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