川原達二の十中八九N・G

カワクリ・裏メニューの第2弾は、「いじめ、DV、ハラスメント専門外来」です。

それは、いじめをうけた人ではなく、「加害者」、のためのものです。
いじめた人の心の闇にスポットライトを当てます。DV、モラハラも同様です。
これらの行為は決して許されることではありません。
しかし、結果だけを咎めて、「なぜ、そうしてしまうのか」、にFOCUSしないと、相手を変えてまた同じことを繰り返しますね。

校医で、いじめの相談を受けたことがあります。それは「被害者」ではなく、「加害者」の面接でした。
その子は、親の呼び出しや、生徒指導、校長譴責(けんせき)など、こっぴどくやられて、ふってくされて、投げやりでした。
「どうせ、あんたも同じだろう」という態度でしたが、何度か会っているうちにバターのようにとろけてくれました。
いじめは何があってもいけないことですが、いじめる側にも事情や都合があるでしょうから、その辺を聴いてみたのです。

パワハラを受けた人を助けるために事実関係を診断書に書いて提出したら、パワハラしてる人から自身のカウンセリングを
求めて来られたけれど、まさか二人を同時にみる訳にも行かないので断りました。
今思うと、主治医は無理でも、カウンセラーにまわしてあげれば良かったです。
これらが専門外来を作ろうと思ったきっかけです。

専門外来では、
加害者の①ブレーキの効かなさ、②相手のどこがムカつくのか(それは自分が抑圧してる部分と重なるからか?)
③反省してもまたやってしまう愚かさと自己嫌悪、などをカウンセリングと心理テストで、歴史を振り返り、原因を探り、
解決のお手伝いをする、コース・メニューです。いやな自分とさよならしましょう。

加害者側の心のケアについて皆さんはどう思いますか?
うかいさん、に聞いてみようかな。

 

 

こんにちは。受付のうかいです。
「いじめ」という言葉で最初にパッと思い浮かぶのが「ライフ」という漫画と「人間失格」というドラマです。
どちらも学校内なので、わたしの中ではいじめ=学生リンチという構造が出来ているみたいです。

 

昔見たテレビで
「いじめは大人がしていること。子供はその真似をしているだけ」
と言ってる人がいました。

 

今では色々な「~ハラスメント」という言葉がありますが
「パワハラ」「モラハラ」なんて言葉は浸透しきっていますよね。
職場内や家庭内でもいじめは存在するみたいです。

 

いじめとはそもそも何なのか。
調べてみると
「自分より弱いものに対して一方的に、身体的・心理的攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」
と書いてありました。

 

自然界では弱肉強食という言葉がありますが、
人間には道徳や倫理観がありますし、時代と共に平等精神が濃くなっています。

 

余談ですが、いじめという言葉は「いじめられる」という動詞からきたものです。
そしてその原義には集団行為かどうかは含まれていません。
1980年代初頭から陰湿な校内暴力が増えて、それが社会問題になりました。
それと同時にいじめという言葉は名詞でも使われるようになったそうです。

 

学校、職場、家庭、ネット、、、様々なコミュニティの中で人は必至に居場所を探します。
その過程で「いじめ」が発生した場合、簡単にやめることが難しく、逃げられなかったりします。
いじめは場所を選びません。
そしていじめられたトラウマで上手に生きられなかったり、いじめを苦に自殺をしてしまう人もいます。
今の時代はそれがクローズアップされると、ネット上でいじめた側を特定して追い込みます。私刑です。

 

加害者を擁護するわけでは決してないですが
わたしはこんな流れ、かなしいなぁと思います。

 

 

いじめは、だめです。正当化されることではありません。
でも、いじめはだめって言っているだけでは何も解決しません。

 

よく「いじめられる方にも問題がある」なんて言葉を聞きますが
問題は、みんな、抱えています。

 

加害者に対し、追い詰めたり制裁を加えるのではなく
内側で苦しんでる部分を汲み取ってあげることも必要なのではないでしょうか。

BGM. 森田童子「ぼくたちの失敗」

10 Responses to “カワクリ・裏メニュー②「いじめ、DV、ハラスメント専門外来」”

  1. mayu

    先生、うかいさん、こんばんは。
    これはいじめを受けた人には先生が診察で対応して、加害者には心理士さんが対応するということですよね。
    加害者がカウンセリングの場に出てくるのか?ですよね。
    そこら辺も先生にはうまく考えがあるのでしょうけれど。
    どっちもケアしなきゃダメですからね。
    加害者のケアだけを前面に押し出すと、なんか加害者がよく見えてしまう。
    かといって被害者ぶると「被害者ぶってんじゃねーよ!」と批判される。
    自分はどこの立ち位置にいるんだ?と思います。
    今はもう、この手の問題からは逃げられたのでいいのですが。
    でも人生、長いですからね。
    他人事ではないですね。何事も。

  2. ダークマターは期待するほどには愛されない

    本当はここに戻ってきたく(書き込みたく)ないんですが、どうしようもなく(いつもすいません)、深夜ですから短めに。

    僕はマトリックスという映画を大人になって見返したら、価値観がひっくり返ってしまってみなければよかったと思っています。でも見て良かったとも思っています。

    基本死ぬんじゃねーよって誰もが教える、僕もそう思う。

    仮にです、必要な栄養素を与えられて、ベッドの上とかで頭の中の世界だけで生きているとしたら。ずっと夢の中で生きているとしたら、どんなに楽だろう。それって生きているのか死んでいるのかよくわかりません。
    やっぱりまとまらないからやめよう。おやすみなさい。

  3. トモトモ

    おはようございます。
    カワクリのドアにポスターが掲示されているのを先に読んでいました。いじめる側も「抜け出したい!」という気持ちを持っている場合が多いと思います。
    先日テレビ番組で薬物依存の人の話をやってましたが、警察に捕まった時「ありがとうございます」と何度も口にしたそうです。(テレビなので、脚色があるかもしれませんが。)
    抜け出したいけど、抜け出せない自覚があり、強制的に薬から離れることが出来て感謝したのだ、と。
    それと似ているのでは。

    秋の気温になったせいか、調子が悪くなって来ました。何もしたくない気分です。
    でも、朝起きて仕事に行っているうちは大丈夫、大丈夫、と呪文のように唱えています。

    先生、去年から完成時期は予告されてましたが、今このタイミングでベルハーの写真集予約始まってます。A5変形、オールカラー、512ページだそうです。
    https://recomall.theshop.jp/categories/725897

  4. kawahara

    mayuさん、こんにちは。うかいです。

    いじめの被害者が次の日には加害者になったり、またその逆も然り。
    そして傍観者や関係ないのに叩く人、それ以外のその他大勢、
    【どの立ち位置にいるんだ?】ですね。
    昔、金田一少年の事件簿が大好きで、よく観ていたのですが
    犯人がわかって、動機を語るシーンになると
    なんとなく犯人に同情していました。(だからといって殺人はだめですけどね)
    どんな人間にも物語があるんだなぁと気付かされました。
    コメントありがとうございます。

    川原です。色々と人生は大変ですね。ではまたね。

  5. kawahara

    ダークマターは期待するほどには愛されないさん、こんにちは。うかいです。

    マトリックス懐かしいですね。
    今生きてる世界も仮想なのか現実なのか本当はわからないですよね。
    もし仮想世界だとしても、自分は変わらないからそこが自分にとっての現実になって、そんなに楽じゃないのかも、とか思ってしまいます。
    ちなみに、全然関係ないですが、キアヌ・リーブスかっこいいですよね。
    コメントありがとうございます。

    川原です。僕は、マトリックス、観たことないです。自慢話に聞こえたらすみません。

  6. kawahara

    トモトモさん、こんにちは。うかいです。

    そうですね。
    いじめる人の「抜け出したい!」のサインを受け止めるのが今回の裏メニューですね。

    涼しくなってきましたね。
    昨日は、不気味で不思議で、とても綺麗な月でした。言葉では言い表すのが難しいのですが。
    それを受付で話してたら、たまたま大平さんも見ていて盛り上がりました。
    調べてみたら「中秋の名月」でした。
    そして、明日は満月みたいです。
    コメントありがとうございます。

    川原です。写真集って例の奴ですか?
    なんで今頃?意味が合っての今かしら?
    ベルハー情報ありがとう。

  7. ダークマターはお空の星になったのよ

    僕はいじめと聞くと「隣人13号」という映画と漫画をおもいだします

    内容は置いておいて、仕事をしていても、(例えですけど)一方的にぶん殴っておいて、悪かった、ごめんなさいで済むと思っている奴が多いです。

    謝る人はまだましで、殴ったほうは(例えです)むしろ、そんなことは忘れて生きていている人が大多数で、傷を負ったほうは一生忘れずに生きている。救ってやる必要があるんだろうか。むしろ苦しんで生きていけよと思う。

    いじめはなくなりません。断言できます。学校だけがそうではないから。大人がどうとかじゃなくて、それは自分も含めて、人間てそういうものだからです。というのが僕の意見です。だからもう、いろんな事になるべく関わりたくないんです。

  8. sin

    うかいさんは博識ですね。

    いじめの語源をしってるとは。

    でもうかいさんの言うとおりなんだよね。

    それをスケールを大きくすると今の北朝鮮と世界となるんだろうね。

    だれか北朝鮮のカウンセリングしてくれないかなぁ。

    ミサイル本当に打つよ、このままじゃ

  9. kawahara

    ダークマターはお空の星になったのよ、さん、こんばんは。

    「隣人13号」って調べたら、すごい話ですね。
    ところで、いじめ加害者のブログ記事を調べていて、うかいさんも、このコメントの中段と似たようなことを、憤っていましたよ。
    うかいさんが出勤してきたら、追記させますね。
    とりあえず、返信コメントでした。

    こんにちは。うかいです。
    出勤しました。
    【いじめ 加害者】で検索したら、過去にいじめをしていた人の言葉が書いてあって
    “若気の至り”とでも言いたげな感じで「(笑)」とか使っているんです。
    武勇伝で語っているのか、懺悔をしているのかはわかりませんが
    読んでいてとても不愉快でした。

  10. kawahara

    sinさん、こんばんは。

    北朝鮮は明日が記念日だからミサイル撃つかもしれませんね。
    選挙どころじゃないですね。

    こんにちは、うかいです。

    sinさん違いますよ、私は無知ですよ。
    いじめが何なのかよく知らなくて、調べただけなんです。
    北朝鮮のカウンセリング・・・時間がかかりそうですね。
    コメントありがとうございます。

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